顕微授精に向けて 僕らの記録④
僕の検査結果によって自然妊娠などは厳しいと判明し、顕微授精する事になりました。
タイミング法からいきなり顕微授精と言われて「いきなり?体外受精は?」
って思ったけど、どうやら僕らの場合は体外受精はあまり意味がないらしく
手間と費用の割に効果が期待できないっぽかったです。
顕微授精の費用は体外受精よりもぐーんと上がりますけどね・・・
ちなみに、検査で僕の不妊体質がわかったわけですが
男性不妊で無精子症(精液の中に精子がまったく見られない)ではない時の
乏精子症・精子無力症などの場合、手術で治るケースも多いらしいです。
精索静脈瘤って症状で、精巣周辺の静脈にこぶが出来ちゃって
それが原因で精液所見に悪影響を与える・・事が多いらしいです。
一般男性の15%がこの症状で、乏精子症・精子運動率低下の原因として35%が当てはまるらしいので、結構な人がコレに該当するんじゃないでしょうか。
幸い手術で治るし、手術自体もそんなに難しいものじゃないそうです。
もちろん何も問題無いのが一番ですけど
『手術すれば治る』って意味ではある意味マシなのかもって思います。
僕は精索静脈瘤じゃなかったんで、原因不明なんですよね・・・
先天的で生まれつきなのか、何か別の原因があったのか
まぁ今更どうしようも無いですが。
とにかく顕微授精しか道はない、となったので
かなり痛い出費を覚悟しつつ治療を開始したんです。
ただ相変わらず苦労するのは妻の方だけで、僕ははっきり言って精液採取くらいしかやることがありません。
原因はこっちなのに申し訳ない・・・
顕微授精まで大まかな流れは(ホントに大まかです)
- 卵子を育てる
- 採卵
- とった卵子を調べて、受精させる
- 状態を確認・また育てる
- 凍結する(しない場合もある)
- お腹に戻す(胚移植)
- 結果を待つ
となります。
この一連の中でずっと言える事として
女性はとにかく薬まみれです。
飲み薬から貼り薬から、果ては自己注射ととにかく薬が多いです。
いつどの薬を飲んだかってわからなくなるんで、ピルケースは必須。
しかもお薬代も良いお値段・・・(自己負担なんで)
旦那が出来る事といえば、助成金とか治療について調べるとか
負担を軽くするために家事をする、付き添える時は病院に行く。
あとは精液所見改善のために努力とかですかね、うーん補助的な役割。
ちなみに僕の2回目の検査結果。
明らかに前回より悪化してます(泣)
量だけ増えてるのはエビオス飲み始めた効果かもしれません
何故か効果があるって評判なんで、ちょうど飲み始めたんですよね。
↑コレです。
まぁ、量が増えたのは実感もあって数字にも出たけど
むしろ大事なのは他の数値なんですよね~・・・