ひろ氏の札幌日記

札幌の30代男の日記。副業・不妊治療などの記録。

流産手術

赤ちゃんが居なくなってしまった、その後の話です。

 

ウチの場合は子宮内の出血が原因でした。

いつも通りに通院して数値みて~を繰り返してたらある日出血、量が多いのでクリニックに向かって調べたら・・・という流れで。

 

重たいものを持ったとかぶつけたとか、特に思い当たる出血原因はなく

出血したのが流産の原因ではあるけど、なぜ出血したのかは不明のようです。

(流産手術で摘出した残留物などをしらべるらしく、その結果で原因がわかるかもしれません)

 

で、赤ちゃんが空に帰ってしまって、それだけでも本当に辛いんですが。

その後の問題もありまして・・・

 

子宮内の出血や残留物などが残ったままだと、炎症が起きたりでそれが不妊の原因になったりするらしいんです。

流産の種類にもよるんですが、僕らのケースは手術が必要との事でした。

 

なるべく早いほうがいいので診察の日から2日後、急ですよね。

 

吸引法といって、管を通して血や残留物を吸い込むやりかただそうです。

医師の説明ではあまり危険のない手術って事だったけど

僕が調べたところ

  • 残留物などを取り切れずに再手術
  • 子宮に穴があいてしまい、開腹手術
  • 子宮内に感染症を起こす
  • 静脈麻酔による危険(量を間違えると呼吸困難など)
  • 出血多量の場合、最悪は子宮全摘

と、なかなかショッキングな話がチラホラ。

実際に子宮全摘までいきかけた、とか赤ちゃんが子宮に残っててひどい目にあった

などの話も見かけました。

 

確率は低いんでしょうけど手術は手術、危険性もあるって調べた上で決断すべきかと思います。

手術か自然に任せるか選べる場合もありますし、保険は使えるけどお金もかかりますし。(僕らは3万ほどでした)

 

医者からしたら100人に1人の確率でも、自分らはそれに当たってしまったら大変ですからね。

 

 

で、いざ手術を決めたら

前日の夜から妻は絶食、飲み物も当日の朝以降禁止です。

飲み物も飲めないし待ち時間も多かったので、非常につらそうでしたね。

 

当日は朝一番でクリニックへ。

まず最初に器具を装着して子宮口を広げます、手術の時に管をいれる隙間を作るため・・らしいです。

2~3時間つけっぱなしで徐々に広げるんですけど、この時になかなか激しく痛む人も多いようです(妻は幸いあまり痛くなかったらしい)

 

一応外出も可能だったけど何かあったらイヤだし、飲み食いが禁止なのでただただクリニックで待つ時間でした。

 

子宮口が広がったら手術なんですが、これが15分ほどとすぐに終わります。

 

後で聞いた話だと「麻酔がすぐに効いて気がついたら終わってた」みたいです。

まぁ手術本番はそんなもんですよね。

 

手術が終わったら安静にするため、ベットに移されます

手術台からベッドに移されるのもうっすら覚えているらしいけど、麻酔が効いてるので夢うつつのようですね。

ベットで麻酔が切れるまで3~4時間らしいけど、妻はすぐに動けるようになってヒマだったそうです(笑)

 

あとは帰宅ですが、麻酔が効いてフラつくので必ず付き添いが必要です。

場合によってはその日は入院して帰れない事もあるみたいですね。

 

僕らは普通に帰宅できて、ハラペコの妻と帰りにパンケーキ食べて帰りました。

(書類には消化のいいものを食べてって書いてあるけど、食べられるなら何でもいいみたいです)

 

 

今のとこ出血もないし、痛みは多少あるみたいですが大した事ないっぽくて一安心です。

 

 

ちなみに、僕は朝からずっと付き添ってたんですが

ものすごく空き時間があるので、これから付き添う予定のある方は本を持ってくなりして空き時間対策するのをオススメです。

 


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帰りに食べたパンケーキ、美味かったす。