知ってる人も多いんじゃないでしょうか?元2ちゃんねる管理人のひろゆきさん。
ニコニコ動画でも有名ですね。
僕は名前だけずっと知ってて、話を聞いたり動画を見たりしたのは最近なんですが
これがまー確かに頭いいんです、この人。
性格はけっこうクセがあって、好き嫌いがわかれるかなぁと思いますが
頭が良いのは間違いなくて、色んなことを『理屈・効率の良さ』で考える感じ。
でも精神的な部分もきちんと考慮していて、まぁとにかく僕はバシっとハマったわけです。
そんなひろゆきさんが書いた『無敵の思考』ですが、どんな本かざっくり言うと
『効率的に、幸せに暮らすための考え方』が載ってます。
例として、僕が「あーなるほど」と思ったくだりが
消費者は一生、幸せになれない。ってとこなんですが。
消費者=お金を使って幸せを感じる人。と
クリエーター=何かを作って幸せを感じる人。との対比みたいな話です。
お金を使って何かを買ったり、娯楽を楽しんだりして
『お金を消費しないと幸せにならない』人は
何かを買いに行く時間と、それにかかるお金、さらにはお金を稼ぐための時間も必要です。
一方で『何かを作るだけで幸せ』な人は
「写真を取るだけで楽しい」「絵を描くだけで楽しい」「文章を書くだけで楽しい」
なので、自分の時間だけで幸せな状態です。
こうやって比較した時、明らかにコスパが悪いのは消費者ですよね。
・・・という様なトコが、僕がいちばん「なるほど」と思ったくだりです。
(あくまで僕が読んで感じた感想)
じゃあ今から絵を描いて幸せになろう、ってのは無理があるとして。
理屈として『生産者より消費者が不利』というのは非常にしっくりきました。
当たり前っちゃ当たり前なんだけど、こうやって本で読むと実感が伴うというか
あーそうだよなーって思えて、タメになる感じがします。
怪しい自己啓発とかでは全然なくて、内容も理屈よりな本かなと僕は思います。
それに単純に読み物として面白いので、おすすめです。
ただ、最初に書いたように好き嫌いは分かれると思うんで
動画とかでちょっと見て「ほうほう」って思えたら読むのがいいんでないでしょか。
いくつか本出してるみたいなんで、他のも読んでみる予定です。