妊活開始 僕らの記録①
そもそも妻は結婚前から子供が欲しいと言っていて、自分の年齢も気にしていました。
新婚時こそ二人の時間を楽しもうとなりましたが、それ以外はずっと子供を欲しがっていて。
それをずっと僕が拒んでいたんです。
正確に言うと『作らねばならない』って思ってて。
やらなきゃいけないからやるかー、そんな感じでしょうか。
子供が欲しくないわけじゃないけど、不安のが大きくて
気持ちが拒否しちゃってました。
それに「作ろうとすればすぐ作れる」と思っていたんで、ずっと後回しにしたり。
あと、僕の場合ですが
両親が小さい頃離婚し、ずいぶん苦労したり嫌な思いをして「家庭」というものに悪いイメージがあったせいもあるかもです。
親になるって事を上手く出来る自信が無くて、逃げてたんだと思います。
結果、子供を急ぐ妻を疎ましく思い、ケンカしたりセックスレスになってしまったりしました。
妻だって言いにくい事も多かったろうに、頑張って話してくれていたのに…
きっとひとりで色々調べて、不安で、でも僕を信じて待ってくれていたんだと思います。
それをずっと裏切っていた、今はあの時の自分を思い切り殴りつけたい気持ちしかありません。
しかし、そんな最低な旦那もついに観念して「タイミング法」で子作りに挑む事になります。
何度もケンカして、泣かれたりもして、ようやく重すぎる腰がうごいたんです。
(結婚から3年で遅すぎですけど!)
ちなみに「タイミング法」とは、ざっくり言うと女性がその月で妊娠しやすい日を計算して、その日に性行為して妊娠を目指す、というものです。
(むしろ、計算した日以外だとほぼ妊娠する事は無いそうです)
本来は不妊クリニックなどで検査してもらい、日程を計算するのですが
妻もその頃はまだ不妊クリニックには行かず、独学で調べたそうです。
僕は「ふーん」ってな感じで自分で調べるとかもせず、全部妻に乗っかっての子作りスタートです。
それでもすぐに出来るって甘く考えてたんですよね…
ホントになんであんな無気力だったのか、後悔しかないです。