ひろ氏の札幌日記

札幌の30代男の日記。副業・不妊治療などの記録。

I always desire your happiness

ブログ初めてすぐこんな話でごめんなさい。

 

タイトルでわかる人はわかるかもですが

 

妻のお腹に居た子が流れてしまいました。

 

ここまでの経緯はゆっくり書いていくつもりですけど、今はこの結果について思った事や感じた事を書き留めておきたくて。

 

最初は「上手くいきました、お腹に子どもがいます」とか言われても正直ピンとこなかった

妊娠期間だって、結局2~3ヶ月ほどで見た目にわかるほどまで成長させてあげられませんでした。

 

でも、エコー写真やホルモン数値を見たり妻と一緒に通院したり、妻の体調がよくなかったりとか。

生活していく中でだんだんと「ああ、今妻のお腹には僕の子どもが居るんだ」と実感できて来て

すごく嬉しくて日々が充実していきました。

まだまだ妊娠初期だったので不便な事はあまり無かったと思うけど、食べ物に気を使ったり重いものは持たないようにとか動きやすい服も買わなきゃねとか、、、

 

とても幸せな気持ちを感じる事が出来たし、幸せだと思える自分もうれしかった。

 

もちろん「流れてしまう可能性」は考えてたし、そこまでレアケースってわけでも無いと思います。

2割くらいの人だったかな?無事に出産まで行けない人もたくさん居ます。

 

それでも実際に自分が体験するとこんなにキツい、僕は子どもを欲しい気持ちが強いわけじゃない、妻が欲しいからって理由が大きいからって思ってたけど。

とても悲しい、いままで感じた事の無い種類の悲しさです。

 

言葉で説明すると難しいんですけど、もう実感として子どもが「居た」んです完全に。

まだ豆粒みたいなものだったけど確かに居た。僕も親として心構えというか実感というか、そういうものを感じられた気がしてた。

 

失ってしまった、っていう気持ち。

 

でも、妻の方がもっと悲しかったはず。

 

実際に体調が変化して、病院にも僕より何度も通って、心配事も将来の想像も不安も僕よりいっぱいしてただろうし

僕よりも、嬉しさも幸せも感じてたんだろうなぁと思います。

 

「どうもダメのようだ」って判った時の悲しみようは見てて辛かった。

おかげで僕が平常心を保てたのかもしれない。

 

これを書いてる時は流産後の手術も終わって、夫婦ともに気持ちが落ち着いてきたところです。

不妊治療をはじめる前はお金もかかるし大変だし、あまり無理して子どもが居なくても幸せはあるんじゃないかって考えだった。

子どもが居ないとダメとかは今でも思ってないし、居るのと居ないので幸せに差があるとも思わないけど

 

「お金の問題は二の次で、これ以上後悔しないように精一杯努力したい」

 

という気持ちに今は変化しました。

これも赤ちゃんがくれた気持ちの変化でしょう、不妊治療以外の事にも頑張れてる自分がいます。

 

忘れないでずっと大事にしたい。

 

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とりあえず妻の様子を見つつ、可能になればまた次回の不妊治療をって所かなー。